最大リスクの覚悟
10,000単位の南アランド(ZAR)投資に必要な証拠金は、7980円である。
従って、550,000単位のZAR投資に必要な証拠金は、7,980×55=438,900円となる。
昨日の終値は、1ZAR=16.10円であった。
円換算すると、550,000×16.10=9,130,000円 を南アランド建てで運用していることになる。
FX投資の場合、為替変動リスクに備える必要がある。
【ZAR/円の月足チャート】
2002.08と09に、11.00を付けている。
仮に、11.00円迄ZARが下落(円高)すると、550,000×11.00=6,050,000円となり、
9,130,000-6050,000=3,080,000円 が損失となる。
5,000,000円をS短資に入金してあった場合、3,000,000円程度の損失には何とか損切りしないで
耐えられる。
不要不急のタネ銭を元手に、「最悪はゼロになっても諦める」と覚悟を決めれば、逆指値のレベル
を、11円迄下げることができる。
実際に革命やデフォルトなどの要因で、急落した時は潔く損切りできる。
ジリジリと下げ、いつの間にやら11円になっていたという事も、考えにくい。
ZARは2006年4月20日の高値、19.75から 6月23日の安値、15.45 迄、僅か2ケ月で 21.8%も下
げている。
大変な急落である。
現在のレート、16.10から更に20%下がると、12.88となる。
550,000×(16.10-12.88)=1,771,000円
の損失を覚悟しておく。
それ以上の下落は、天変地異や政府転覆などのデフォルト状態に近いと判断せざるを得まい。
追加投資をSWPの範囲と限定し、新たな投資はしない。
為替の場合、政府転覆によるデフォルトなどの特殊要因でなければ、買い下れば平均買い付け
コストは下がる。
少なくとも、2010年のワールドカップまでは一定のレンジ内で動く可能性が高いと思う。
S短資が、南アランドの取り扱いを開始したのは先月からだ。
しかも、10,000単位という小額での取引が出来るのは、S短資だけだ。
その上、10,000単位当り31円/日というSWPは群を抜く。
南アランドの週単位複利運用という手法は、過去どこにも紹介されていないように思う。
今まで読んだ本やWEB情報の中での投資先、投資方法などの選択肢にはなかった。
だとしたら、面白いと思う。
勝利の法則に加えられるか?
実際にやってみるとしよう。